忘れがちな引越し手続きまとめ

引越し先の新居やお願いする引越し会社も決まり、いよいよ新たなスタートを切るその日に向けてのラストスパート。
そんなワクワクウキウキした勢いに押されてか、ついつい忘れてしまいがちな各種手続き関係ってありますよね。
引越し当日に「しまった!」なんて焦ることがないように、今のうちにもう一度、しっかりおさらい&確認をしておきましょう。

運転免許証の住所変更

運転免許証の住所変更手続きは、正しくは「運転免許証記載事項変更届」と言って、住所や本籍、氏名などに変更があった場合に義務付けられている手続きです。 もちろん、住所の更新手続きをしていなくても運転免許としては有効ですが、更新連絡の通知は前の住所に送られてしまいますし、身分証名としても使えません。 いざというときに慌てることとないように、早々に変更手続きをすませておきましょう。

<運転免許証の住所変更の方法>

運転免許の住所変更手続きは、引越し先の住所を管轄している「警察署やその地域の運転免許センターで行うことができます。
一般的には手続きに必要なものは以下のとおりです。


<運転免許証記載事項変更届に必要なもの>

・運転免許証
・新住所を確認できるいずれかの証明書類

(発行から6ヶ月以内の住民票(コピーは不可)、新住所の記載がある保険証、発行から6か月以内の官公庁発行の郵便物
(ただし、転送されたものは不可)、 外国籍の場合は在留カードなど)



郵便局への転居届け

引越しの日までに新住所を自分に関わるすべての人や機関などに通知するのは難しいものです。そこで、郵便局では「転居・転送サービス」をおこなっています。 このサービスを申し込むことで、無料で1年間、旧住所宛の郵便物などを新住所に転送してくれます。賃貸などに住んでいた場合、 これをしていないと新しい借り手の方に自分宛の郵便物が届いてしまい迷惑をかけることに。忘れずに手続きをしておきましょう。

<転居・転送サービスの申し込み方>

郵便局の窓口で手続きが可能です。その際には、本人(提出者)の確認および転居届に記載された旧住所の確認が必要となりますので、 以下の書類を持参しましょう。また、窓口へ行くことができない場合は記入済みの転居届をポスト投函するか、あるいはインターネットでの申し込みも可能です。


<郵便局「転居・転送サービス」申し込みに必要なもの>

1.本人(提出者)の確認用
・個人の転居の場合:本人(提出者)の運転免許証、各種健康保険証など
・会社、団体等の転居の場合:社員証、各種健康保険証など窓口へお越しになる方と会社、団体等との関係が分かるもの
(転居届の「届出人氏名印」欄には代表者の氏名の記入および押印が必要)

2.旧住所の記載内容の確認用
転居者の旧住所が確認できる運転免許証やパスポート、住民基本台帳カードまたは住民票等、官公庁が発行した住所の記載があるもの



市区町村への転出届・転入届

市区町村への届け出として必ずしなければならない転出届・転入届。 同じ自治体内での引越しでも「転居届」の手続きが必要になります。 旧住所からの転出届を持って新住所管轄の役所で転入届の手続きをします。新しい住所に住み始めて14日以内に届け出をしなければ、 5万円以内の過料を受ける可能性もありますので、転居したら優先的に手続きを済ませておくと安心です。 また、家族で引越しをする場合には全員分の手続きが必要になりますので注意しましょう。

<転出届・転入届の手続きの方法>

1.引越し前の住所の市区町村役場で「転出証明書」を発行してもらいます。
窓口へ行くことが難しい場合は、必要書類を送付すれば郵送で転出届を請求することができます。
ただし、その場合は1週間から10日ほどの時間がかかりますので注意が必要です。
転出届は転出予定日の概ね14日前から申請が可能です。

2.転出証明書を新住所の市区町村役場へ持って行き、転入届の手続きを行います。
転入届は引っ越した日から14日以内の手続きが必要です。



引越しの通知

引越し後も荷ほどきや新生活への準備にとバタバタしていると、あっという間に1週間、2週間と過ぎていってしまいますよね。 そしてつい忘れてしまうのが友人や知人への引越し通知。ずっとそのままにしておくと、翌年の年賀状がすべて旧住所に届いてしまうことになりかねません。 ハガキでの通知が面倒であれば、親しい人にはメールやLINEなどを利用するのも1つの方法でしょう。 ただし、一斉通知できるからいいやとFacebookなどのSNSに書いてしまうと重大な個人情報を自分から公開してしまうことに。 特に女性の一人暮らしなどは危険と隣り合わせ。個人情報の取り扱いには十分な配慮が必要と言えそうです。

<引越しの通知に便利なアイテム>

郵便局の「e転居はがき作成」など、スマホやパソコンで好きなはがきのデザインを選んで、そこに写真やコメント、宛先を入力、 そのまま宛先へ郵送されるという便利な引越しはがきサービスも。無料のテンプレートもたくさんあるので、自分の好きなデザインを見つけるのも楽しそうです。 また、年末シーズンであれば新年のご挨拶とあわせて年賀状で引越しをお知らせするのも良いかもしれません。



ガス、水道、電気などの手続き

水道や電気、ガスなどは引越しした当日から使えるようにしておかないと不自由な思いをすることに。 前の住所での使用停止、新住所での開始手続きをそれぞれ忘れずに行いましょう。 特にガスの場合は開栓に立会いが必要になります。ガス会社にあらかじめ引っ越す日を伝えておき、日程を決めておけると安心です。 また、電気は引越し先が同じ電力会社の管轄地域内であれば停止・開始の手続きを同時にすることができます。 しかし、管轄地域外であったり、新しい電力会社への切り替えをする場合には別々に手続きが必要です。 面倒な気もしますが、電力自由化が始まり、自分にとって最適な電気料金プランの見直しをしてみる良い機会とも言えるかもしれません。

勤務先への連絡、転校手続き

引越しをするにあたっては、勤務先や子どもの通う学校への連絡も忘れずに行う必要があります。 特に同じ学区内や市内などの場合、つい忘れてしまいがちなので気をつけましょう。

<勤務先の報告>

勤務先では従業員の社会保険や税金関係の処理を担っています。提出期限が決めらていたり、遅れると保険料などの算定に影響を及ぼす場合も。 可能であれば直属の上司や人事担当者に引越し予定日をあらかじめ伝えておき、引越し後は速やかに、遅くとも1週間以内には報告するようにしましょう。

<転校手続き、転入学手続き>

今通っている学校への転校手続き、これから通う学校への転入学手続きのそれぞれが必要になります。 公立学校の場合は基本的に、今通っている学校から「在学証明書」や「教科書給与証明書」などの書類を受け取ります。 それらを引越し先の教育委員会に提出し、これから行く新しい学校で手続きします。 学校によって手続きや準備するものが異なりますので事前に確認をしておきましょう。 急な引越しの場合は難しいですが、可能であれば引越しの1ヶ月前には在学中の担任の先生に連絡するようにしておきたいところです。



インターネットプロバイダの引越し手続き

インターネットを使うためにも移転手続きが必要になります。地域によっては現状と同じサービスが受けられない場合もあります。 移転先でも現在と同じサービスが受けられるのかどうか、あらかじめインターネット会社に確認をしておくと安心です。 また、電気などと同様に、引越しを機会に新たなプロバイダやインターネット回線の見直しを検討するのも良いかもしれません。また、引っ越し先で引き込み工事などが必要な場合は、早めに日程の予約をしておくとスムーズです。

食材宅配や牛乳配達など

新聞や牛乳、宅配食材などを利用している場合はそれぞれに引越しする旨を伝える必要があります。 引越し先でも継続的に利用したい場合には、エリアが変わっても同じサービスが受けられるかなどの確認をしておきましょう。 引越し間際になればなるほど、準備などで慌ただしく、ついこれらのことには気が回らなくなるものです。忘れないうちに引越し日を伝えておくと良いですね。

銀行口座や各種カードの住所変更

銀行口座やクレジットカードやポイントカードなどは、住所変更をしなくても基本的にはこれまでどおり使えるのでつい後回しになりがちです。 ですが、そのままにしておくと銀行やカード会社からのお知らせが新住所に届きません。また、生命保険の住所変更を怠っていると、年末の控除証明書など大事な書類が届かないという恐れもあります。 再発行ができない場合もありますので、やはり忘れずに手続きをしておくようにしましょう。 また、地元銀行の口座を持っている人で県外へ引越しをする場合、近くにその銀行がないというケースもあります。あわせて事前に調べておくと良いかもしれません。

自動車の住所変更

引越しにともなって必要なのが自動車の住所変更手続きです。これも法律で義務付けられているので忘れてはいけません。 自動車の保有には車庫の証明が必要です。自宅の住所を管轄する警察署ではなく、車庫の場所を管轄する警察署となるので注意しましょう。 ただし、自宅から車庫までの距離は直線で2キロ以内と定められています。車庫証明は発行されるまでに数日かかりますので、引越しをしたらすぐに手続きを開始したほうが良いでしょう。 車庫証明を入手できたら、住民票など必要書類を持ち、管轄の陸運局へ住所変更の手続きをしに行きます。住所変更がなされれば、当然ながら管轄がかわるのでナンバープレートも変更となります。 ただし、軽自動車の住所変更は必要書類を持参し、軽自動車検査協会で行います。普通自動車と手続き先も手順も異なりますのであらかじめよく確認していくようにしましょう。

まとめ
引越しは引越しそのものの準備や荷運びはもちろんのこと、生活にともなう様々な手続きが必要になります。
中には忘れてしまいそうな細かな事柄もありますが、時間のあるときに1つ1つリストアップしておけると漏れなく安心できそうです。

アクティブ感動引越センターでは、これまでファミリーや単身、法人など様々な引越しを手がけてきました。その経験とノウハウをもとに、引越しへの具体的なアドバイスなどもさせていただいています。 引越しに関するご不安なこと、分からないことがあれば何でもお気軽にご相談ください。